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書は身を助く

どんな本にも必ず学べることがある。ビジネス書から小説まで、読んだ本のエッセンスを毎日紹介します

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数学ガール

結城 浩 著 「数学ガール」 P197

数式が出てきたとたん思考停止する人はとても多い。数式の意味を考える以前に、そもそも読もうとしないんだ。もちろん、難しい数式の意味はわからないことが多いだろう。でも、全部はわからないとしても「ここまではわかった。ここからわからない」と筋道立てて考えるべきなんだ。
「だめだ」と言ってたら読まなくなる。考えなくなる。数学なんて役に立たないさって嘯く(うそぶく)ことはできる。でも、そのうちきっと「役に立たないから読まない」ではなく「役に立てたくても読めない」になってしまう。


主人公「僕」と数学が大得意の同級生「ミルカさん」、「僕」に想いを寄せる後輩「テトラちゃん」の3人が織りなす数学青春ドラマ。
数列に始まり、微分積分、テイラー展開、バーゼル問題・・・という具合に高校数学から大学数学へ自然と学べていける楽しい数学書ですね。
一方で「ミルカさん」から数学のレクチャーを受ける「僕」は、もう一方では「テトラちゃん」に数学を教えていく、なんとも羨ましい主人公。揺れ動く少年の心を描いた小説でもあります。

上に挙げたセリフは、数学ができないと落ち込む「テトラちゃん」に向けた「僕」のセリフ。
Σや∫など、数学嫌いの方が読んだら発狂しそうな記号・数式が、これでもかと出てきますが、毛嫌いする前に、とにかく読んでもらいたいです。

もう一つ「僕」のセリフを。

勉強しながら、自分の中に「なるほど」という実感を積み重ねていこう。自分で思いつかなくてもいい。すばらしい証明を読んで「これはすごい」と感動する経験も大事だ。



数学が得意な中・高・大学生はもちろん、勉強しなおそうかと考えている大人も楽しめる一冊だと思います。

数学ガール 数学ガール
結城 浩 (2007/06/27)
ソフトバンククリエイティブ
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二日に一冊読破を目標としている30代エンジニア

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