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書は身を助く

どんな本にも必ず学べることがある。ビジネス書から小説まで、読んだ本のエッセンスを毎日紹介します

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インド人はなぜ言い負かすのがうまいのか

榎本 博明 著 「インド人はなぜ言い負かすのがうまいのか―誰でも交渉に強くなれる本」 P50

それでは、交渉を無事に成立させようとするとき、どんな気持ちで臨んだらいいのでしょうか。
その答えは、相手をやっつけよう、やり込めようとする対抗意識を極力抑えて感情的にならないようにすることです。まず自分の要求を通すことが最重要の課題で、冷静に問題を解決することに集中することです。


交渉とは「たたきのめす」ということではない。
あくまでも自分も相手も満足できるような決着の仕方を目指します。
自分もWin、相手もWin。いわゆる「Win-Win」ですね。

Win-Winの関係については、以前のエントリでも紹介した、「7つの習慣―成功には原則があった!」が詳しいです。


交渉術は何もビジネスのためだけのものではありません。男女間、夫婦間、友人間など日常会話においても役立ちます。
こういったテクニックを知っているか知らないかの差は大きいかと思います。後にしこりが残らないよう、自分の要求を通すテクニックは覚えておいて損はないです。
(私も何も知らない妻相手に時々仕掛けたりします・・・でもWin-Loseかも。ごめん妻。)


著者は心理学博士ということで、心理学の理論に基づいた交渉テクニックを紹介しています。
タイトルから見ると最近流行の「インド式」本でしょうか。
ただ、別にインド人を持ち出してこなくてもいいんじゃないかと。紹介されているテクニックは別にインド人特有のものではないので・・・。
交渉術の紹介は、いたってオーソドックスなものとなっています。
インド人の話は、日本人旅行者との会話例として使われていますね。ビジネスマン同士の事例ばかりでは面白くないので、そういう意味ではいいのかも。

会話例がとても多いので、サクサクと読めますし、ポイントがところどころ1ページにまとめられているので、短い時間で交渉術を学ぶには良い本だと思います。
また、1対1の交渉だけでなく、1対多の場面でのテクニックや、反論された時のテクニックについても、豊富な事例で読みやすく解説してくれています。


インドといえば、何年か前にインドを旅行したことを思い出します。
よく言われることですが、インドは好きになるか嫌いになるか極端に分かれる国、なんだそうです。
確かに日本とはまったく異なる環境。人も多いし、環境はあまり良くないし、牛が街中を歩いているし・・・とただただそのギャップに驚かされました。
あと、本書にも書かれていましたが、歩いていると商売人にあっという間に囲まれますね。
そんなに綺麗な格好をしていたわけじゃないのですが・・・
それを楽しめるかどうか、が好き嫌いの分かれ目なのかな・・・。

商売人と話をしていると、いい人達ばかりなんですよね。彼らも生活がかかっているから必死だけど、騙そうとしているわけじゃあない。オート・リクシャーの運転手マルコスに丸二日お世話になったのですが、普通の観光客が行けないような場所を案内してくれてとても満足。
多分、相場よりも高い料金を払ったんだろうなーとは思うものの、料金よりかなり高い分の経験をさせて貰いました。
お金で買えない価値がある、です。

マルコスもWin、私もWin。あのインドの街中での体験が、初めてWin-Winの関係を実感した瞬間だったと思います。


インド人はなぜ言い負かすのがうまいのか―誰でも交渉に強くなれる本インド人はなぜ言い負かすのがうまいのか―誰でも交渉に強くなれる本
(2006/07)
榎本 博明

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二日に一冊読破を目標としている30代エンジニア

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