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書は身を助く

どんな本にも必ず学べることがある。ビジネス書から小説まで、読んだ本のエッセンスを毎日紹介します

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コピー用紙の裏は使うな!

村井 哲之 著 「コピー用紙の裏は使うな!」 P124

コストを減らすとなると、いきなり、まず目についたところから始めようとする会社が多いのです。これでは効果はまったく見込めないでしょう。
コスト削減を推し進めるにあたって、一番大事なことは、まず、自社のコスト構造の全体像(これを"コストの森"と呼びます)をつかむことです。


本日紹介するのは、正しいコスト削減のやり方を指南した一冊です。
著者は、「コスト削減総合研究所」の代表取締役社長という方。肩書きからしてコスト削減のプロ中のプロという感じがしますね。
実際、多くの企業でコンサルタントを務め、数々の成功例を収めているようです。
また、著者の発行するメルマガ「コスト削減ニュース」は、見事殿堂入りを果たしています。

メルマガはこちら
コスト削減ニュース“削減最前線”[まぐまぐ!]

そんな著者が、世に広がる間違ったコスト削減方法を、バッサリと切り捨てるところから本書は始まります。


コスト削減というと、なんだかゲンナリしそうな雰囲気がありますね。私もちょっと後ろ向きな思いを抱いていました。
まず真っ先に頭に浮かびがちなのが「リストラ」という言葉。
いわゆる「人減らし」を想像してしまいます。
しかし、成功している企業・組織では、コスト削減は人減らしのことではありません。
むしろ、コスト削減が労働力強化につながっています。


なぜ労働力強化につながるのか?
大雑把にいうと、利益とは営業利益から必要経費を差し引いたものです。
つまり、必要経費、コスト、の削減に成功すると、利益が上がります。

このコスト削減で増えた利益を、成功する企業・組織では、現場に還元することになります。
新しく人を雇ったり、給料を上げたり、労働環境を良くすることにお金を使う。

このことが

P34
コスト削減は「ポジティブ」で「楽しく」て「達成感・充実感」があり「儲かる」


と、著者の主張するゆえんです

本書では、まず、間違ったコスト削減のやり方・考え方や陥りやすい罠を紹介。
その次に、コスト削減の正しい考え方を指南。
最後に、コスト削減の進め方と具体的な方法を紹介しています。

最初から順序よく読むのも良いですが、ノウハウだけ吸収したい場合は、第4章から読むだけでも良いと思います。


読むと何だかワクワクしてきて、なんでもいいから自分もコスト削減したくなる。そんな気にさせられる本です。

本書の内容は、企業・組織におけるコスト削減ですが、家計においても通用する話でもあります。
家計におけるコスト削減とは、いわば節約ですか。
あまりにもセコセコとした節約法は、家族が辟易してしまいます。

家庭も企業も、コスト削減は大局的な見地から考えるといいのだな、と思いました。

経営者はもちろん、組織に所属する社会人は読んでおいて損はありません。

序 章 『そんなコスト削減なら、しない方がましだ!』
第1章『“正しいコスト削減”ができると何が起きるか』
第2章『これってやっていませんか?間違いだらけのコスト削減シンドローム』
第3章『“敵は社内にあり”ウチの会社のコストが下がらない理由』
第4章『組織は永遠にコスト削減し続けなければならない。コスト削減の真の目的』
第5章『“正しい”コスト削減の五つのステップ』
第6章『ザクザク減らせる!価値ある契約&交渉ナレッジ』
第7章『すべての解は“現場”にある。これで「現場力」は爆発する』
第8章『ヒントがいっぱい!コスト削減の成功事例集』


コピー用紙の裏は使うな!―コスト削減の真実コピー用紙の裏は使うな!―コスト削減の真実
(2007/03)
村井 哲之

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二日に一冊読破を目標としている30代エンジニア

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