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書は身を助く

どんな本にも必ず学べることがある。ビジネス書から小説まで、読んだ本のエッセンスを毎日紹介します

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亜玖夢博士の経済入門

【本日の一冊】



橘 玲 著 「亜玖夢博士の経済入門」 P15


「君はいま、ノーベル経済学賞を受賞した行動経済学の創始者ダニエル・カーネマンとまったく同じことを指摘したのじゃよ!」

興奮のためか博士は額から汗をしたたらせ、ぜいぜいと荒い息を吐いた。

「君は、わしが千円あげると言ってもたいして興味を示さんかった。それにひきかえ、千円札を奪われたらいきなりぶち切れた。ここに、人間心理の不思議が凝縮されておる。われわれの脳は、得するときのうれしさよりも損したときの悔しさをはるかに大きく感じるようつくられておるのじゃ」


【感想】


本日紹介するのは、小説形式で経済理論が学べる一冊です。

「相談無料。地獄を見たら亜玖夢へ」というチラシを手に取った5人の登場人物、
借金の返済に追われる者、窮地に立たされたヤクザ、いじめられっ子の小学生、マルチ商法のセールスマン、家出した女子高生が亜玖夢博士の元に訪れ
身の上相談をしているうち、身をもって経済理論を学んでいく・・・というストーリー。

言葉はどこかで聞いたことはあるけれど、どういうものか?というところまでは分からない・・・

経済理論を理解するうえでの(極端な)例え話といったところでしょうか。
かなりぶっとんだ話なので、記憶に残りやすいですね。

「経済入門」とあるように、今後の勉強のとっかかりとするには良い一冊かと思います。


【速読のポイント】


小説形式なので、経済理論を学ぶだけであれば、かなり読み飛ばすことができます。
物語を深く読まなくてもたぶん大丈夫でしょう。

なかなか楽しめたので、私はじっくり読んでみましたが。

【こんな人に】


・知識として経済理論を学びたい人
・知識として裏社会をのぞいてみたい人
・知識としてマルチ商法の手口を知りたい人

【関連書籍】



行動経済学 経済は「感情」で動いている

囚人のジレンマ―フォン・ノイマンとゲームの理論

スモールワールド・ネットワーク―世界を知るための新科学的思考法


【著者紹介】


作家。2002年『マネーロンダリング』でデビュー。
海外投資を楽しむ会(AIC)』の創設メンバー。
主な著書
お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 ― 知的人生設計入門
マネーロンダリング入門―国際金融詐欺からテロ資金まで
臆病者のための株入門

【目次】


第1章『行動経済学』
第2章『囚人のジレンマ』
第3章『ネットワーク経済学』
第4章『社会心理学』
第5章『ゲーデルの不完全性定理』


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二日に一冊読破を目標としている30代エンジニア

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